あれから一ヶ月
いろんな事が、全て変わっていく。
自分の原点、いやおうなしに見つめなくてはならなくなってしまった。
これからの12年間は、自分を見つめ直してまた、開発していく時期になる。
もう、そうしなくては生きていけなくなってしまった。もう。
神様の荒療治なのか。これは。
こんなことでも起きなければ、ぬるま湯につかって出られない生活から、脱出出来ないと知っての事か。
今年の冬は、きっと寒くなる。
その寒さが、逆に私に力をくれる。
キーンとなるくらい冷たい空気が、涙を凍りつかせて、心を凍り付かせて、痛みを止めてくれる。
もし欲張りな願いを聞いてもらえるなら、ほんの少しのヒントを下さい。
トンネルの向こう側の。明かりを見せて下さい。
今、本当に迷っているんだ。どっちへ行ったらいいのか、決められないんだ。
ちょっとへこみ
身体の方は大分復活してきている。
今朝は寝坊したので、長時間歩くかわりに、10分程走った。
走れたので、嬉しかった。
中身の方はそう簡単にいかない。
一歩進んで二歩下がるって感じでぼろぼろ進んでいる。
今日も、またちょっとしたことで落ちた。
いや、昨夜のことがあったせいだ。本当の原因は。
あきらめたはずのこと。
目の前にありありと、見せられると、まだうじうじ引きずってんのがばればれだ。
人間は、結局一人で生きて居るんだって、思い込んでしまえば楽か。
最後には一人だって。
一人になるのが怖い私は、弱虫毛虫の臆病者だ。
会えるはずの日に会えなかったからこんなになっている。
スタレビを聴いて泣いている。
明日仕事早いのに。寝ないと。
positive illusion
今日の夕方、七時近く仕事場を出たら、さっきまでの雨が止んで、少しの青空とお日様が出ていた。
「ああ、これなら帰ってからちょっとだけウォーキング出来るかも」と喜んでいたら、
車に入って少ししたら雨がポツポツッと落ちて来た。
「ああー、ウォーキング今日だめか。」
と思いつつハンドルを握り、車を動かす。
雨はだんだん強くなってくるのに、夕日の光は衰えてないことに気づく。
「あ、もしかしたら虹見えるかも。」
もしかしたのだ。
信号赤で止まった私の車の前に、どでかい半円の虹。
くっきり、くっきりと。
おおおおお。
大喜びで、車の中でぴょこぴょこはねる。(かなりアホに見えただろう。)
そのまま、雨が強さを増す中、虹の光も色も強くなって行くのを見ながら、酒屋のパーキングに入る。
週一のワインショッピングデー。車を降りたら、雨が上がって行って、虹は少しうすくあせていっていた。
強く雨がたたきつける中、色を増して光った虹、その瞬間に「外に出ておいで。虹だよ。ほら。」と心から発信して、届くことを願った。あの瞬間に繋がって居られたなら、と願った。
あの、数分だけ降った雨。
その雨のおかげで、数分だけの虹が出た。
雨は、虹を私らに見せるために、降ったのかもしれないと思った。
ありがとう、ありがとうと何度も思った。
親不孝者のワシ。でも、虹を、今日。ありがとう。
少しずつ力が戻って来ている。今日かなり実感出来た。
やっぱり無理だ、これはどうにもならないと、あきらめた時から、新しいスタートが始まっているのかもしれない。