旧友Aちゃんの誕生日だ

そして、把瑠都関、おめでとうございます。


日本に帰っている間、初場所を途中から見れて、把瑠都関と琴欧洲関と魁皇関にいっぱい力をもらった。
いや、相撲そのものに、力をもらったというべきか。
相撲は小さいころおじーちゃんやおばーちゃんとよくテレビで見ていた。
今回帰って来てお父さんと見ていたら、その頃の記憶がよみがえって来て、でも相撲自体はなんだかとてもフレッシュな気分で見れて(実家のテレビが新型のどでかいスクリーンのになってたというのもあるが)とても深く入り込んで楽しめた。
色々忘れていたことや、知らない情報を、相撲通になっていたお父さんが教えてくれて、ほとんど毎日夕方、二人でテレビの前で楽しんでいた。貴重な時間だった。
スポーツは、なんでもほとんど自分でやるほうが楽しくて、観戦はあまりしないほうだが、相撲を今回見ていて、自分が気持ちが落ち込んでいる時、他の人が頑張っている姿を、スポーツでもなんでも見ると、励まされるものだな、と思った。(格闘技は見るほうもエンジョイ出来る。そういえば相撲も格闘技か。)


土俵に立ったら、そこには自分だけだ。戦えるのは。
応援してくれる人が、土俵の外にいるけど、中では自分一人。
と、自分の戦う相手。
昔空手やってたとき、何回かトーナメントに出させてもらったけど、そんときもそうだった。
試合上に上がってしまうと、そこにいるのは自分だけだ。
頼りになるのは自分だけ。
自分が頑張らないと、勝てないのだ。



今の私の状況では、勝たなければならない相手、試合上で私を見据えているのは、自分自身だ。
弱い自分。
楽なほうへ流れてこうとしている自分。
その敵に勝たないと、次に上がれない。
心をぎっちりと決めて、思いっきり当たってくじけるしかない。
負けて駄目な時があっても(今がそうだ)次の一番でもっと頑張るんだ、とくじけた心をぱんぱんと叩いて、またがしがしと歩くんだ。



一人で頑張らないといけない。