写真はこないだトレイルに行ったときの。
最近乾燥して来て野草達は大変だろうに、しっかり花を咲かせているのがけなげだ。下のサボテンのほうは、実家にあるやつと似た種類の気がする。
あのサボテンは毎年雪の下になっても死なずに次の春に復活する、強者だ。死んだと思ったらにょにょっと起き上がって来て、感動したのを覚えている。
植物にはいつも力をもらっている。
またカメラ持ってトレイル行こう。


さっき朝のウォーキングに出て、暑くなって来たところをサカナクションを聴きながらどんかどんか歩いて行ったら、涼しい風がどうっと吹いて来て、ふっと空を見上げたら、低い位置に雲が白くきらめいて光を反射していて、空は蒼くて蒼くて、木々も草も緑で緑で、側を通り過ぎて行く車はただ皆忙しそうで、その瞬間、私はどっか別の世界に行ってしまったような感覚にとらわれた。


というか、なんかとても懐かしい何か。昔居たことのあるその空間に滑り込んでしまったような、とても不思議な感覚だ。
暑さと、風と、空と、光と、雲と、草木と、音楽。道。車。そして私は歩いている。
その全てがなんかこうつながって。
とてもとても奇妙な、はっきりと思い出せないのにとても懐かしい何かを、私の心の奥底に、いきなりすぼーんと届けてくれて。
まだ死んでないよな。
この世界にまだ居るよな。
と周りをなんども見回した。


それは40分ほどの短いウォーキングで、私はちゃんとアパートの部屋に戻って、その不思議な感覚は消えたのだが、あれはなんだったんだろう。
生理で貧血ぎみにでもなって、脳味噌が白昼夢を見せたのか。とか考えるとつまんないよな。
まあでも鉄分のサプリとっとこう・・・(爆)